住宅ローン必勝法>ボーナス返済は極力さけたい！

住宅ローンのボーナス返済

住宅ローンの返済は、家賃のように毎月、同じ額を支払うのが基本です。
しかし、ボーナスが出る月に、毎月の返済に追加して「ボーナス返済」をすることもできます。
ボーナス返済をする場合は、全体の借り入れ額を「毎月返済する分」と「ボーナス返済する分」とに振り分けます。
この振り分け方については、金融機関ごとにルールが決められています。
たとえば公庫の場合、「ボーナス返済する分」は、借り入れ額全体の４割を超えてはいけません。
他の金融機関も、全体の５割を超えてはならないと決めています。

ボーナス返済をすると、毎月の返済額が抑えられることがメリットですが、
ボーナスが減らされたり、最悪の場合、出なかったりすると、かなりの痛手となります。
ボーナス返済を選択する場合は、そういった場合を想定しておく必要がありますし、
極力、ボーナス返済は避けたいものです。

ボーナス返済を利用しているのに、ボーナスが大幅カットされて返済がキツイという場合は、
条件変更で問題を解決できます。
変更は、“ボーナス返済を取りやめて毎月返済のみに変更する”方法と
“ボーナス返済の割合を減らして毎月返済の割合を増やす”方法の2つがあります。

こういった救済措置もありますが、やはり、ボーナスに頼らず返済していきたいものです。
そして、ボーナスは毎年の固定資産税や火災保険料など住宅の維持経費、
繰上返済等にあてるのが理想的だと思います。